2007年07月13日
夏の風物詩
その大きさ、速さに関わらず、飛行機が空を飛べる理由は1つだけ。
実物を見ると信じられないのですが、
パーツをはりあわせて作る紙製の飛行機(紙を折るのは違います)と
エアバスA380は同じ物理法則で飛行してます。
長方形の紙を主翼とし割り箸の胴体に横長に接着。
尾翼を配置して、主翼の中心で機体がやじろべえの様にバランスがとれるようバラスト調整。
あとは切り抜いた主翼が「翼断面」になるよう弧をつけてあげたら、
その飛行機はだいたい飛びます。
ただ、飛ばすのは簡単なのですが、これが「思い通りに」とか「人やモノを載せて」となると、一気に難しくなります。
紙では「直感」と「指先の感覚」でなんとかなったのですが、
それより先は、計算を避けて通れません。ここが苦手なのです。
そうした自分の苦手とするところをクリアして、人の乗る機体を作り上げた人々が集う「鳥人間コンテスト」。
空力的に洗練されていそうなカタチの機体が無残に散り、
野暮ったいデザインが新記録を出したりして、空を飛ぶことの奥深さを感じさせてくれます。
最近は素材の進化、設計のデジタル化、シミュレーションの高度化といった 「技術の進歩」で飛行距離がどんどん伸びてます。
特に人力飛行機部門では琵琶湖はもう手狭。今年は「強制着水」が何機でることになるのやら。
どの参加者にも平等で冷徹な物理法則を相手に、多くの人が協力して1つのモノを作り上げ、その能力を競う。
人に対してアピールをしない、最近あまり数のないコンテストというのが注目点の1つです。
そして純粋に科学的なのに、パイロットという要素があるために 妙に人間臭いのも見ていて楽しいポイントだったりします。
投稿者 S.Hagino : 2007年07月13日 17:51
